|

「秋茄子は嫁に食わすな」の諺があります、この「秋」というのは、旧暦の秋、つまり現在の7〜8月のこと。どうして秋茄子は嫁に食わすな、というのでしょう。秋の茄子はとってもおいしいから(意地悪して)食わすな、という意味と茄子は水分が90%以上でできており体を冷やします、更に昔は栄養が少ないと思われており子供を生む嫁に食べさせない方が良いと思われていたようです。
もともと茄子は熱帯地方の産物なので、冷蔵庫で保存すると傷みやすい、という変わった野菜で、夏が暑いほどおいしい茄子ができるといわれています。
へたの部分が固く鋭いほうが新鮮でおいしい茄子です。全体に丸みを帯び、つやのあるものを選びましょう。今まで栄養価が低いと思われてきた茄子ですが、皮に含まれている紫色の色素「アントシアニン」に、抗酸化作用のある「ポリフェノール」が多く含まれていることがわかりました。
なすの95%は水分で、主成分は糖質です。栄養的には際だったものはありませんが、昔から、のぼせや高血圧の人が食べるとよいとされてきました。夏野菜は全般に体を冷やす作用がありますが、特になすの効果は強く、暑気あたりしそうな時や体のほてりが強い時に食べると効果的です。
皮の特徴的な紫色はナスニンという色素ですが、なすの皮には抗がん作用や老化防止効果で知られるポリフェノールも多く含まれています。スポンジ状の果肉は油と相性がよく、揚げ物にすると、植物油に含まれるリノール酸やビタミンEの摂取に役立ちます。
茄子の実の9割以上が水分で、食物繊維とカリウム以外栄養的に優れてはいませんが、油をよく吸収するため植物油のリノール酸やビタミンEの摂取に役立ちコレステロールが気になる人にはお勧めです。また、なすには体を冷やす効果があるので冷え性の人や、特に体を冷やしてはいけない妊婦さんは茄子の食べすぎには注意しましょう
|
茄子(なす)の栄養素(食材100g当たり)
|
|
カルシウム
|
23mg
|
|
鉄
|
0.2mg
|
|
カリウム
|
230mg
|
|
ビタミンB1
|
0.02mg
|
|
ビタミンC
|
11mg
|
|
食物繊維
|
2.2mg
|
茄子(なす)に含まれている成分は、約94%が水分だが、ビタミンB群・Cなどのビタミン、カルシウム・鉄分・カリウムなどのミネラル成分、食物繊維などをバランス良く含んでいる。茄子は、これらの栄養成分により生体調節機能が優れていると言われ、特に豊富に含まれる食物繊維は、便秘を改善し大腸がんを予防したり、血糖値の上昇を抑え、糖尿病や肥満を防ぐ効果がある。
また茄子には、皮に紫黒色の色素「アントシアニン」、一般になすのアクと呼ばれるクロロゲン酸などの抗酸化成分「ポリフェノール」が含まれている。 これらの成分は、体の老化を防ぐ、動脈硬化の予防、がんの発生・進行を抑制するなどの作用がある。
茄子は日本では民間療法として、ヘタを黒焼きにして塩を混ぜ歯槽膿漏の予防として使ったり、ヘタの切り口の汁をイボとりに使うなどして用いられている。
|